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2007-08

Air

帰省の飛行機も予約した。

しかし暑い夏だな。

兎の眼 灰谷健次郎

兎の眼 灰谷健次郎

一通り読み終えて感じたこと。

強く印象が残るのは鉄三のこころの殻が少しずつ溶けてゆく様であった。
理解者(小谷さん)とめぐり合えて本当によかったと思う。

本来であれば両親のあたたかさに十分包まれながら成長していくのだろうが、鉄三には残念ながら両親はいない。両親がいないからといって自分は鉄三を不幸とは思いたくない。
事実であり仕方ないことなのだからその中で生きていくしかない。

ただあたたかさは十分だという状況ではなく、バクじいさんだけでは鉄三を受け止めるにはどうしようも無さ過ぎる。バクじいいさんがどうのと言うことではない。

小谷さんのあたたかさはどんなに心地よく鉄三に響いたかと思うと、ここに感動を覚える。
少しずつではあるけど絆が深まるさまは心落ち着き心を掴まれた。

小谷さんもそんな鉄三と触れ合う中で、傷つきながらも賢明に信頼を深めていく様は影ながら応援したくなる心境だった。

クラスにしょうがい児を受け入れ、「最後まであきらめない」との決意は人間的に強くなった顕れだと思った。
困難なことに対して己の中で決意を固めることは自分自身なかなか出来ない。

この決意を決行していく小谷先生のひさむきさとクラスが一丸となって進めていく状況は無心であり心がすくわれる。

小谷先生のそのひたむきな賢明さに心を打たれ廻りの大人たち自身のフィルターをも溶かしていく。
純粋なひたむきな気持ちはどこかで通じると思わされる。
小谷先生はそんなことは微塵も考えていないだろうし無心でなければこんなに皆の心を溶かしていくこともなかったんだろうと思う。

ここまでで一つ。小谷さんと小谷先生を使い分けている。
「兎の眼」の評論で「先生はこのようにあるべき」とかと書いたのを眼にした。

現在の日本で小谷さんを教育現場の先生として仰ぐのは、現職先生たちに対して負担をかけすぎる無理な注文だと思う。
ヘレンケラーとサリバン先生のような一対一の絆であり、クラス全体となると歪を感じる。
先生も人間であり疲弊する。毎度このように絆が築けるとも限らない。無理強いをしてはいけないと思う。

本文中の「小谷先生」について自分もこのような先生に遭遇したかったと思いがある。ただ自分が気がついていなかっただけなのかもしれない。こころの殻に閉じこもっていただけなのかもしれない。

次に登場人物について。
いずれの好漢たちも共通点があるように感じる。
バクじいさん、足立先生、せっしゃのオッサン、白鯨のエイハブ船長。

過去に心の傷を持ちその傷に対して自分なりに答えを見つけ出し日々を過ごしていく。
せっしゃのオッサンについてはそのエピソードの記載はないがそのように思う。
白鯨のエイハブ船長は自分がそう思いめぐらしただけである。

好漢たちはその傷の痛みが沁みこみわかる故に、共感できるものに対しては惜しみないあたたかさを送り込んでいる。
またこの好漢たちが決意したことは一心不乱ひたむきなことも共感できる。

この人の痛みがわかる大きな器の人間は見ていて気持ちがいい。
しかし世間一般的な眼からみると、はみ出し者の異端児となってしまう。でもその決意からするとお構いなしであることはよくよく理解できる。ここを「抵抗の精神」と考えておく。

「美しく」について。

「人間が美しくあるために抵抗の精神をわすれてはいけません。」
「わたしちょっとは美しくなりましたか」

この「美しく」がどうも、うさん臭くてたまらない。
外見、概観や美観をいってるわけじゃないことは十分にわかっている。

「美しく」は美化されすぎた感じが出すぎて少しばかり押し付け感が押し寄せてくる。美しくなければならない感が見え隠れする。
どうしても「美しく」-「汚く」の比較、レベル分け感が拭えない。
その日をまんま生きているだけ。それが自分自身なんだと思ってしまう。

こんなとこでゴネても仕方がないので、
「美しく」 ⇒ 「人間らしく」「自分自身らしく」と勝手に読み替える。

最後に、題名「兎の眼」について。
自分自身のこころの中に「眼」を持つことだと思うことにした。
自分で考えたことなのか、自分の本当の姿なのか、卑屈な妥協はないのか。

自分自身を見つめることのできる「眼」を見開いておく。

今現時点ではこの著書の収穫としておく。

西大寺の善財童子像は一度拝謁してみたい。いつの日か。

西新宿の

仕事のイライラが重なり集団で謀反を起こし仕事ブッチして京王百貨店屋上でうさばらし。

ビアガーデンで同僚3人で飲んだくれたわけです。

たまにはこうゆう屋外のガヤガヤ騒がしいところで毒吐きまくり大会もオツなものです。

マリンバ生演奏とかやってるしw

適度に蒸し暑く、けど風が吹いていて心地よかった。

西新宿高層ビル群で残業している連中を見ながら冷えたビールをゴクリと飲るのもなかなか気持ちがいいものです(笑)

西新宿京王百貨店

明日になれば我が身ですがhh

夕方のスコールが来そうでこなかったのは日頃の行ないと皆々ポジティブな考えのようです。

少しは仲間内の連帯感も回復したことでしょう。

蝉も鳴いてたし夏なんだな。
残すとこ今年も5ヶ月を切ったしまった。

気がつくと冬の足音が聞こえてきそうでで恐ろしくもあります。

なんとなく長渕剛の唄を口ずさんでいたのは内緒。

コツコツとアスファルトに刻む
足音を踏みしめるたびに

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