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変身

会社の机の上に放ってあった本。「変身」カフカ著

一匹の巨大な虫になっているのを発見した。
なにか気がかりな夢から目をさましたとたんである。グレゴール・ザムザ。

一家の大黒柱として家族のため服飾の外交販売員として働いていたグレゴール。

ある日の朝、蟲に変身してしまったグレゴールに対して、接する家族の気持ちの変化が面白い。
これが、「変身」と題する裏じゃないかと思ってしまう。

もう、ヒトに戻る見込みないと悟った瞬間の妹グレーテの「放り出しちゃうのよ」との言葉。
ザムザ氏からリンゴを投げられ負傷し精魂尽き果てて、グレゴールとしてではなく蟲として死んでしまった。

「さあ、もういいだろう。過去は過去さ。わしのことも少々はかまっておくれ。」とザムザ氏。

「変身」は1912年の執筆らしいですが、100年近く経とうとしている今現世において眺めてみても醜い変身は多々存在すると思えてなりません。

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